カテゴリ:原発( 6 )

女たちが首相官邸前に集結!ベトナムへの原発輸出反対アピール10月31日

a0234688_2122750.jpg


10月31日17時から18時頃までの約一時間、東京霞ケ関の首相官邸前交差点で約50人の市民が、ベトナムへの原発輸出に反対するアピールを行った。
「ファンドイ ハッニャン」 「原発反対」
「ベトナムの子供たちを放射能の危険にさらすな」 「ベトナムへの原発輸出反対」

と日本語とベトナム語で、首相官邸に向かいシュプレヒコールを繰り返した。

この日、野田首相とベトナムのグエン・タン・ズン首相の間で日本からベトナムへの原発輸出に関する何らかの合意がなされることが予想されていると伝えられる中、首脳会談を行う時間に合わせて、経産省前で座り込みをしていた「原発はいらない女のアクション」に参加中の女性たちが、首相官邸前に集結し、「ファンドイ ハッニャン(ベトナム語で原発反対の意)」「原発反対」と訴えを行った。

a0234688_2121885.jpg
a0234688_2121573.jpg


反対行動に参加したFoE JAPANの満田さんは
「福島の事故がなかったかのように原発輸出が進められていくのには疑問を感じています。
福島の深刻な事故をふまえて、私達が世界に伝えるべきはことは、原発輸出ではなく原発に頼らなくても生きていける社会を築いていくべき、という辛い経験から学んだことではないでしょうか。」

と外国への原発輸出を進めるという政府の方針に疑問を投げかけた。

そして、福島の佐藤幸子さんは、
「国が安全という基準の放射線量であっても、すでに子供たちの健康への影響が出ています。
それを隠して、同じことが起こる可能性のある原発をベトナムへ輸出することは、日本国民として、福島県民としてとても恥ずかしいことです。
原発は安全ではなかったと認め、日本のすべての原発を止めて、輸出もしないでください。
子供たちの命を奪わないでください、お願いします。」

と、子供たちの命や健康を第一に考えて欲しいと訴えた。

しかし、この日の夜マスメディアは「日越両首相は会談後、日本がベトナムから受注した原子力発電所2基の建設継続を確認する共同声明を発表した。」などと報じた。

福島と同様の事故が起こる可能性はもちろん、原発周辺の住民の健康被害、避けられない労働者の被曝、使用済み核燃料の問題・・・
原発を輸出するということは、ベトナムにこれらの問題を輸出することでもある。

福島の事故を経験し、日本国民の世論が原発廃止、縮小方向に動いているタイミングでの野田首相の日本政府のこの判断、国民のひとりとして疑問を感じずにはいられない。

a0234688_212247.jpg
a0234688_2121182.jpg


FoE JAPAN 満田さんの訴え
ベトナムへの原発反対署名は、わずか23時間で6600筆以上が集まりました。
これは国民の怒りの大きさを現している。福島の事故がなかったかのように原発輸出が進められていくのには疑問を感じています。

今日の日越首脳会談で原発輸出に関する何らかの合意がなされると思います。
しかし、日本ベトナム両国で原発反対の世論が盛り上がれば、これから覆せるものだと思います。
福島の深刻な事故をふまえて、私達が世界に伝えるべきはことは、原発輸出ではなく原発に頼らなくても生きていける社会を築いていくべき、という辛い経験から学んだことではないでしょうか。
ベトナムでの原発の実行可能性調査に日本の税金が使われています。
しかし、今日本の税金は福島原発の事故の収束、そして子供たちを救うために使われるべきです。
一握りの大手メーカーが儲けるための原発輸出に税金が使われてはなりません。
みんなの声を結集して、原発輸出を止めて行きましょう。」


福島 佐藤幸子さんの訴え
「福島では放射線量が高い中で、今も子供たちが暮らしています。
国が安全という基準の放射線量であっても、すでに子供たちの健康への影響が出ています。
それを隠して、同じことが起こる可能性のある原発をベトナムへ輸出することは、日本国民として、福島県民としてとても恥ずかしいことです。

福島の事故から学んでほしいことは、安全な原発などひとつもないということ。これを国連の前で野田首相に直接訴えた。
しかし、それから一ヶ月後にベトナムへの原発輸出、これはベトナムに対し失礼な行為ではないか。
野田首相、世界史に名を残してください。
原発は安全ではなかったと認め、日本のすべての原発を止めて、輸出もしないでください。
首相としてはじめて原発を全て止めると言ってください。
そうすれば、日本の子供たちだけでなく、世界中の子供たちの命が救われます。
子供たちの命を奪わないでください、お願いします。」

京都 アイリーンさんの訴え
「日本は絶対にベトナムに原発を輸出するべきではないです。
一体何が起こっているのですか?こんな時代遅れなことを、なぜ今やっているのですか?福島の原発事故が起こり、原子力の危険な真実がわかり、事故が起こったら何が起こるを福島の人達が身を持って知ったのです。
それが今私達が学ぶべきことです。
そして、欧米の国々は原子力が時代遅れだと知っています。
欧米では原子力に投資すれば会社の格付けは下がる。
そんな時代遅れで、投資の価値のないものを発展途上国に押し付けるなんて卑怯です。

一握りの人達の利権のために、日本の税金を使ってこういうことをする・・・
福島の多くの人達を汚染された地域から避難させる費用がない、と言っているのに
こんなことにお金を使うなんて間違っています。

野田総理も、玄葉大臣も本当は間違っているのがわかっているはずです。
みんな間違っているのがわかっているのに、もう止められない、しょうがないで動いているのですか?
惰性で動かず、政治家は勇気を持って日本をダメにしてしまう、ベトナムも汚染してしまうこんなことは止めて下さい。
みんな間違っていることを、原発は投資の価値がないことを知っているはずです。
ただ、この動きをかえる勇気がないだけです。

女たちは立ち上がりました、大臣たちもしっかり立ち上がって正しいことをしてください。
日本の将来のために動いてください。
日本の若者たちに雇用をつくるようなエネルギーをつくって、夢を与えてください。
そして、福島の子供たちを汚染の中で生きさせないでください。
ちゃんと補償すれば、みんな汚染の中から出ることができます。
そのお金はあるんです、あるのにそれを使わない。
そして、ベトナムの子供たちに汚染を押し付ける、こんなことに税金を使うのはダメです。
しっかり勇気をだしてください。

a0234688_2123023.jpg
[PR]
by nekotoru | 2011-11-07 02:34 | 原発

原発立地自治体の脱原発候補者を応援する女性

a0234688_271039.jpg


●女川町町議会選挙 脱原発候補者阿部美紀子さんを応援!

東京在住の西沢さんは、「自分にできることをやろう」という思いで、10月31日に経産省前の「原発はいらない女のアクション」座り込みに参加した。
そして、友人とともに原発立地自治体の女川町で脱原発を掲げて町議会選挙に立候補した阿部美紀子さんの支援、応援カンパを呼びかけている。

下記に、支援者で作成した呼びかけの文章を転載させていただきます。
============
女川の 脱原発の候補予定者阿部美紀子さんを応援しましょう

こんにちは。至急のお知らせをいたします。
11月13日(日)宮城県女川町で町議会選挙があります。阿部さんは定数12人の議員選挙に新 人として挑もうとされています。
原発に頼っていては 未来はないと感じている方に、原発立地町で奮闘されている脱原発候補の存在を知っていただき、多くの方々に支援を広めていただきたく、勝手連的に呼びかけます。
美紀子さんは、お父さんの阿部宗悦さんと共に1981年「女川原発建設差し止め訴訟」の12人の原告の一人となりました。宗悦さん(現在85才) は、1970年原子炉設置許可が下り、「女川原発反対同盟」と仲間とつくり活動されてもきました。40年の長きにわたって原発を訴えてきた阿部さん親子の家屋は3月11日の津波で全て流されました。
阿部美紀子さんは、仮設住宅で生活しながら、11月4日(金)の告示を迎えようとしていま す。

皆さん、ぜひ応援しましょう。また、カンパを送れる方ご一緒しましょう。
応援方法:
「応援カンパ」と明記し、
名称「有限会社オゾン」
郵便口座番号 00860-3-52194
へ11月12日までに上記へお振込みください。

集まった金額は、書留郵便で美紀子さんへ届けます。(女川町の郵便局は流されたままだそうです)

約束:
選挙後に結果を含め、集まったカンパの会計報告をします。応援者リストを作る予定です。匿名にしたい方は、その旨を明記してください。

呼びかけ人紹介:
私は名古屋で現在フェアトレードの店オゾンの店長をしている杉本皓子です。至急のことなので、口座を新たに開設せず会社のを使います。会社名「有限会社オゾン」です。
美紀子さんとは、6月に女川町で知り合いまし た。宗悦さんとは「原発いらない人びと」でお世話になりました。
ご質問があれば、下記へお願いします。

〒461-0022 名古屋市東区大曽根町40-6 オゾン
杉本皓子(てるこ)
TEL.FAX. 052-935-8738
Eメール ozone@aift.jp
HP http://aift.jp

============
※当ブログは、この件に関しては情報を転載しているのみです。
お問い合わせは上記のオゾン杉本様まで直接お願いいたします。
[PR]
by nekotoru | 2011-11-07 02:11 | 原発

原発はいらない女のアクション10月31日

10月30日から11月5日までの7日間、東京霞ケ関の経済産業省前で「原発はいらない女のアクション」として、北海道から九州まで全国から集まった女性が座り込みを行った。

10月27日から29日まで、同所で座り込みを行った福島の女性たちの意志を受け継ぎ、
「全ての原子力発電所を廃炉にすること、再稼働を行わないこと」
「核燃料サイクルをすぐに放棄すること」
「原発輸出を行わないこと」などを求めた。

「原発いらない全国の女たちアクション」ブログによれば、福島の女たちの座り込みがスタートした10月27日から11月4日までの9日間で、延べ3700人以上が経産省前で座り込みに参加、全国の女性たちの間で脱原発の輪が確実に広がっている。

a0234688_1442881.jpg


●命の未来に原発はいらない、この想いがあれば私たちの大事な仲間

座り込み2日目の10月31日午後、経産省前で開かれた記者会見で、呼びかけ人のひとり茨城の谷田部さんは、アクションの趣旨を語り、広く参加を呼びかけた。

「日本・世界のどこにも原子力発電所はいりません。原発と人類は共存できません。
3月11日のあの事故以降、みんなの放射能被曝がどんどんどんどん積もってきている、それをストップさせたい。もう原発はやめるしかない。
そんためにできることをやろう、変えていこう。そう思って私たちは集まっています。」
「なにもできないと思って、どうしていいかわからない若いママたちも、命の未来に原発はいらない、これだけを思っているならばどうぞここに来てください、私たちの大事な仲間です。」
a0234688_144674.jpg


●国・県・市は除染最優先。子供たちは守るために市民レベルの行動が大切

福島の佐藤幸子さんは、市民レベルで行動する重要性を訴えた。

「福島の放射線量が高いままであり、除染をしても線量が下がらないことが日が経つにつれてわかってきています。
それなのに、国・県・市は除染最優先。子供はひとりたりとも県外に出さないという方針です。
だから私たちは市民レベルで、ひとりでも多くの子供達を安全なところに避難させたいと考え行動しています。
事故から七ヶ月経ちましたが、いま福島の子供たちは普通に生活をしています。
国や県から言わせれば、もう安全なんだということになっている。
県の健康調査も、症状を書く欄がなかったり、半年以上前の食事のことを書かせる内容だったり、不誠実なものです。
子供たちを守る気がないのだということがはっきりわかった。
だから、市民レベルつながって行動していかなければならないのだという思いで座り込みをやっている。」
a0234688_1441694.jpg


●日本は民主主義というけど、そう感じない・・・

座り込みに参加していた87歳のおばあちゃんは、娘さんと一緒につくった手作りのプラカードを手に「原発は止めろ」と訴えた。
「日本は民主主義というけど、そう感じない・・・
だからみんなで行動して変えていかなければいけない。
やっと原発の問題にみんなが興味を持ちはじめてくれたのは良いことだと思う。」
a0234688_1442052.jpg


●東京霞ケ関 2.04マイクロシーベルト/h

経産省北西角地 地上3センチで計測された放射線量
計測日の条件により数値は上下するとのことであるが、
東京も確実に福島第一原発から放出された放射性物質に汚染されています(T_T)
a0234688_1442556.jpg
[PR]
by nekotoru | 2011-11-07 02:03 | 原発

9.11 ふたつの反原発デモと経済産業省を囲む人間の鎖

9月11日(日)震災から半年のこの日は、東京では日比谷公園、代々木公園、新宿と反原発の大きなデモが3つ開催されました。

初デモの僕は、なんとなく東京電力本店前や経済産業省の近くを通るデモが、この日のメインなのかなと思い、お昼すぎに日比谷公園に到着しました。

デモのスタート地点には、様々なノボリノボリノボリ・・・
そして様々なビラ配りビラ配りビラ配り・・・
脱原発以外の政治的な主張を訴えるものが多くて、
正直なところ、一般の人から見たらちょっとひいてしまう雰囲気をヒシヒシと醸しだしていました。

本格的なデモらしいといえば、そうなのかもしれませが・・・
大きなお世話だと思いますが(すみません)
主催者や参加者はもっと一般の人達が近づきやすい雰囲気づくりをしたらいいのになと思いました。

東電前通過中 警察官の数が多くて、かなり物々しい雰囲気
a0234688_21304436.jpg


デモの列の後ろの方、カメラ目線をくれた笑顔の素敵なお姉さん♪
a0234688_21312041.jpg



一方、同日に行われた代々木公園のエネルギーシフトパレードも見てきました。
ふたつのデモの空気の違いにかなりびっくりしました。
エネシフパレードの方は、明るくておしゃれな雰囲気。
これだったら、普通に親子連れ、カップル、友達と参加できるよな~
というみんなで散歩するよ~的な空気感
a0234688_2132473.jpg


パレードを先導するスタッフが若くておしゃれなお姉さんだったり、
掛け声をかけているものお姉さんだったり・・・
主催者の雰囲気作りがすごくうまいなと思いました。
a0234688_21321957.jpg


ふたつのデモ、どちらがいいのかは人それぞれだと思いますので、比較話は置いておいて・・・

日比谷公園も代々木公園も「脱原発」の想いを持ったたくさんのデモ参加者
震災、福島第一原発事故から半年
なんとなく、何もなかったことにされそうな危うい空気を感じ始めていた僕は、
デモの現場に行き多くの人の願いや想いを感じることで、
ひとりひとりがこの想いを持続して、つながっていかなければいけないなと改めて思いました。

そして、この日僕が一番見たかったのは、
経済産業省を囲む人間の鎖

手をつないで「人間の鎖」をつくり、
経産省・保安院のある敷地をぐるっと一周囲んでしまおうというもの。
1000人?2000人?
「脱原発」「原発再稼働反対」という思いのもと、
たくさんの人達が集まり、つながった人間の鎖を見た時は
正直感動しました。

この流れがもっともっと大きくなり、
近い将来「脱原発」が実現されることを願います。

a0234688_2133066.jpga0234688_21325013.jpg



単なるデモを見ての感想文になってしまいましたが、ご容赦ください。
[PR]
by nekotoru | 2011-09-23 21:35 | 原発

福島で起こっていること 「放射線と健康リスク」国際専門家会議

9月13日の福島民報の一面で
「県民被ばくリスク低い」福島で放射線の専門家国際会議
さらに中面で
「心のケア重要性強調 最新研究成果を報告 放射線専門家の国際会議」
という記事が報じられました。

これらは、9月11日・12日に福島県立医科大学で開催された
「放射線と健康リスク―世界の英知を結集して福島を考える」
国際専門家会議(主催:日本財団)について伝えたものです。

国際原子力機関(IAEA)
国際放射線防護委員会(ICRP)、
世界保健機関(WHO)
国連科学委員会(UNSCEAR)

原子力、放射線に関する代表的な国際機関で活動する
放射線医学や放射線防護学の専門家約30名が一堂に会し、
「福島の現状を正しく掌握し、原発事故への健康リスク面からの対応を協議」
することを目的に開催されたこの会議、
開催前より多くの市民団体や研究者によって問題が指摘されていました。


●低線量被曝の健康への影響を認めていない研究者のみが参加

国際専門家会議に先立ち、9月9日に自由報道協会で開催された
「国際専門家会議への公開質問状に関する記者発表」

この場で、市民放射能測定所 岩田渉氏、丸森あや、NPOセイピースプロジェクト隅田聡一郎の各氏は、
「国際会議の参加者に、放射線の低線量被曝による健康への影響をICRPの評価より大きいと考えている研究者がいない。」
「3月中の段階で福島県住民に対してなされた100mSv以下の被曝は安全であるとの説明により、放射線防護に失敗し県民に被曝を強い、今もなお各地で様々な被曝が続いているのではないか。」
「異なる意見を持つ専門家、研究者との議論がなされないのは、自らの責任回避を図ろうとしているようにしか見えない。」
と厳しく指摘しました。

左から 丸森氏 岩田氏 隅田氏
a0234688_1915259.jpg


ICRPの2007年の勧告では、年間100mSvの被曝で1000人に約5人、0.5%の癌で死ぬリスクがあるとされており、100mSv以下の被曝については、学問的には「わからない」が、50mSvなら半分、10mSvならさらに五分の一のリスクがあるだろうと考えるのが合理的としています。

国際会議で委員をつとめる福島県立医科大学副学長であり、福島県放射線健康リスク管理アドバイザーもつとめる山下俊一氏は、3月11日以降福島県の各所で行った講演会等で「100mSv以下の被曝では健康への影響はない」と断言しており、これはICRP勧告よりも100mSv以下の被曝について過小評価の立場をとっています。

一方で、中部大学の武田邦彦教授はHP上で、
「国際的には1年5ミリ程度まで大丈夫ではないかという医師が多い。10ミリを超えると危険な可能性があるという医師が増えてくる。」
と100mSvの十分の一、二十分の一のより低線量の被曝での危険性を認めている医師や研究者の存在を明言しています。

また、欧州放射線リスク委員会 (ECRR) の主張は、放射線防護基準はICRPの基準より少なくとも10倍厳しくするべき、というものです。

そもそも、ICRPの勧告では一般公衆が1年間にさらされてよい人工放射線の限度は1mSvとされていますし、
放射線業務従事者の被曝限度は、単年で最大50mSv、ただしその前後5年間で100mSvを超えてはならない(年平均20mSv)。と法律で定められています。

これらの事実があることからも、100mSv以下の被曝による健康被害をICRPの勧告よりも大きいと評価する研究者の存在を無視することに疑問が生じてきます。

今回の国際会議の偏った出席者について、記者会見を行った三氏は「被曝による健康へのリスクは低いという結論ありきで集められたメンバーなのではないかとの疑問を持たざるを得ない」と語っていました。



●福島県民の不安解消が目的の『県民健康調査』

山下俊一氏は、福島県「県民健康管理調査」検討委員会委員にも名を連ねています。
その県民健康調査次第のなかに
『今回の福島第一原子力発電所事故による健康影響は極めて少ないと考えられる』
との一文があります。
これには、調査前に結果が予め断定されているのでは、との疑念の声が上がっています。

また、県民健康調査の目的は
『原発事故に係る県民の不安の解消、長期にわたる県民の健康管理による安全・安心の確保』とあります。
しかし、放射線防護の専門家の役割は「不安の解消ではなく、県民の放射線被曝を最小化し、健康被害を未然に防ぐこと」ではないかと三氏は指摘しています。

例えば、福島市役所付近の放射線の空間線量は
0.90マイクロシーベルト/時(2011年09月22日15時48分測定 福島市発表)

この線量を単純に24時間365日浴び続けたとしたら
年間の被曝量は、7.884ミリシーベルトになります。
0.90×24×365=7884マイクロシーベルト=7.884ミリシーベルト
単純計算による目安です。

一般公衆が1年間にさらされてよい人工放射線の限度は1ミリシーベルトとされていること、
低線量の被曝による健康への影響を認めている研究者も多数いること、
放射線業務従事者であっても被曝限度が年平均で20mSvとされていること・・・

これらの事実からは、
現在の福島市の空間線量について
専門家、研究者のすべてが安全と断言するとは考えにくく
見解は様々にわかれると考えるべきだと思います。

より低線量の被曝の影響を認める見解の専門家、研究者の参加がない国際会議の場で出された
「県民被ばくリスク低い」
「心のケア重要性強調」
といった提言が、福島県民の多くが購読する福島民報に掲載されたこと・・・
このことは、本当の意味での福島県民の安全・安心につながっているのか
私自身は強く疑問を感じています。

全国的には、あまり大きく報じられていないと思いますが、
これも福島で起こっていることです。


※私自身、放射能、放射線の専門家ではないため、専門的な知識が充分ではありません。
調査の上、注意深く記述をしておりますが、文中に誤りなどございましたらご指摘ください。

[PR]
by nekotoru | 2011-09-23 19:28 | 原発

笑顔と優しさとありがとうがいっぱい!若者たちの「脱原発」ハンガーストライキ

9月11日から21日までの10日間、霞ケ関の経済産業省前で19歳から22歳の若者4人が「脱原発」を訴えるハンガーストライキを行っています。
メンバー:岡本直也さん(20)、米原幹太さん(21)、関口詩織さん(19)、山本雅昭さん(22)

彼らもとには老若男女とわず、ひっきりなしに人が訪れ、
激励の声をかけたり、足を止めて原発の話をしたり・・・

「脱原発」を国に訴える「ハンスト」と聞くと、
物凄く物々しい印象を受けますが、
いいえいいえ、そんなことないんです♪

みんな笑顔!
※本当は空腹と疲労で辛いと思いますが・・・

山本雅昭さん(左)関口しおりさん(右)
a0234688_3584773.jpg


ハンストをしている若者4人も、彼らをサポートしているスタッフも、
彼らの元を訪れ声をかける人達も、みんな明るい
そして、みんなお互いにいたわり合い、
「ありがとう」がたくさん聞こえてくる素敵な空間なんです♪

僕もしばらく彼らと話をさせてもらいましたが、
彼らはみんな「素敵な若者」です。
心がとてもとてもオープンで、
素直で優しくて、純粋に真剣に将来のことを想っている。

だから、まわりに人が自然に集まってきているんだろうなと、
そんな風に感じました。


メディアからの取材も連日受けているとのことで、
東京新聞、イギリスのフィナンシャル・タイムズ、フランスのル・モンド、
東洋経済オンライン、田中龍作ジャーナル、OurPlanetTVなどに
既に取り上げられ、
NHK、TBS、朝日新聞からも取材を受けたということでした。

著名な方々も激励に駆けつけてくれているそうで、
私が経産省前を訪れた26日だけでも、
俳優の山本太郎さん、女優の木内みどりさん

そして、吉本興業所属夫婦音曲漫才おしどりさん
が取材にきていました。


笑顔の「脱原発」ハンガーストライキが、
もっともっと多くの方に知られて、
もっともっと多くの方たちが、
原発について、エネルギーについて、
日本の、世界の将来を想うきっかけになったら素敵なだと思います♪

a0234688_3584094.jpg
a0234688_3582041.jpg
a0234688_3583363.jpg


ハンストは9月21日(水)17時半まで続けるそうですので、
お時間のある方はぜひ応援に行ってみてくださいね。
場所:経済産業省 正門周辺(東京メトロ霞ケ関駅A12出口付近)
時間:8:00~17:30

将来を想うハンガーストライキ HP




人の命を傷つけてまで、作られる電気はいらない。

ハンストメンバー唯一の女性関口しおりさんの言葉
「原発は、ウランを採掘する時から人々を放射線に被曝させている。
福島原発の事故後にもたくさんの人が被曝してしまっているし、
事故がなくても原発が存在するだけで、近くの住民は被曝してしまう。
被曝によって人の命が傷つけられてしまっている。
人の命を傷つけてまで、作られる電気はいらない。」


電気を点けるだで、何十万人の人が苦しんでいる

東京の大学生 どっきょ こと山本雅昭さん
「原発を人の命の問題として考えている。
猛毒(放射性物質)をつかって発電し、
そして猛毒(核廃棄物)を生み出す。
その猛毒を安全に捨てる方法はない、
でもどこかに捨ててしまえと、どこかだけに毒を押し付け、
そこの人達だけが苦しむ。
そのことが僕は耐えられない。

そして、地震の多い日本で原発は無理だと思う。
例えば、いつもグラスに水がいっぱいに入ったような状態で、
ちょっとでも揺れたらあふれてしまう・・・
1000年に1度の大地震と言われたりもしていたが、
僕にはいつ水があふれてもおかしくないように感じられる。

僕達が電気のスイッチをいれるだけで、何十万人の人が苦しんでいる
ウランの採掘、原発周辺の住民、原発労働者。。。
たくさんの人が毒を浴びてまで作られた電気は、僕はいらない。」


大多数の無関心の中のひとりであった自分の罪でもある

同じく山本さん
「原発は、今まで大多数の国民が無関心であったために
たくさん作られてしまったように思う。
政府は無関心な国民の声をわざわざ聞きに来てくれるものではない・・・
震災まで、自分も原発には無関心だったし、考えたこともなかった
だから自分にも無関心であったという罪はあると思う。

はじめは、なんでこんなもん作ったんだよ〇〇
みたいに、個人名や固有名詞をだして怒りをぶつけたい心境だったが、
そんなことを言っていても、誰にも共感してもらえないし
問題を解決することはできない。
だから、今は怒りはない
でも、悲しい。」


怒りではなく許すことで前に進みたい

しおりさん
「若狭湾で原発の問題にずっと取り組んでいる樹心さんは、
怒りや批判ではなく、許すという気持ちや愛をもつことで、
行政の方たちの心が変わり、良い関係を築きあげた。
その話を聞いて、私たちも同じようにすれば前に進めるのではと
考えるようになった。

脱原発、エネルギー問題に関して
具体的な解決策までは、まだわからないが
良いイメージは持てるようになってきた。

誰かが悪い、誰かが敵であるとかではなく、
みんながひとつであるという
意識で進んでいけたらと思う。

でも、例えば交通違反をした人は
罰金を払わなければいけないように、
これまで原発を推進してきた人達は、
福島原発の事故で被害を受けられた方々、
被曝された方、避難しなければならなくなった方などへは、
できる限りの補償はするべきだと思う。」

岡本さん
a0234688_3585430.jpg


最後に、岡本さんが言っていたことを・・・
「このハンガーストライキをやったからって、
すぐに原発がなくなるわけでもないし、
何かが変わるとも思っていない、
でも、ひとりでも多くの人が
この問題を考えるきっかけになったら、
社会は変わっていけると思う。」


現実を見つめると、なんか崩せそうにない壁があるように見えて、
ちょっと絶望的な気分にもなってしまいますよね・・・

でも、もし社会が変わるとしたら、
それはまず自分が変わることからはじめる!
そんな風に思います。

明るい若者たち、がんばれ~!
元若者たちも、がんばる!

※米原幹太さんだけ、タイミングがあわずお話できませんでした。
風貌からしてとても興味深い感じの方だったのですが(T_T)
来週また遊びに行けたら、その時はぜひともお話したいです。


ハンストは9月21日(水)17時半まで続けるそうですので、
お時間のある方はぜひ応援に行ってみてくださいね。
場所:経済産業省 正門周辺(東京メトロ霞ケ関駅A12出口付近)
時間:10:00~17:30
将来を想うハンガーストライキ HP
[PR]
by nekotoru | 2011-09-17 04:07 | 原発


普段は猫写真家ですが、たまに小さなメディアになって伝えます。おしどりマコさんケンさんの「自分がメディアになろうぜ」一期生?(仮&非公認)自分で見たこと聞いたこと、感じたままにお伝えします。


by nekotoru

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

カテゴリ

全体
福島 飯舘村
チェルノブイリ
原発
福島 避難
福島 動物
福島 支援
放射能汚染
福島 被害
未分類

最新の記事

飯舘村の猫マメの幸せについて
at 2012-06-27 20:57
飯舘村で会った老犬「やっと会..
at 2012-03-13 19:27
「福島を風化させず、日本の未..
at 2011-12-24 12:58
あの日から8ヶ月半、2011..
at 2011-12-02 19:30
あの日から8ヶ月半、2011..
at 2011-12-02 18:58

以前の記事

2012年 06月
2012年 03月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月

タグ

検索

外部リンク

その他のジャンル

ブログパーツ

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧