お魚買うならイオンが比較的安心かな~♪「お魚スーパーマーケットランキング」発表!

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11月24日東京麹町で、国際環境NGOグリーンピースは「お魚スーパーマーケットランキング」発表の記者会見(主催:自由報道協会)を行った。

このランキングは、国内大手スーパーマーケット5社(イオン、イトーヨーカドー、ユニー(アピタ)、ダイエー、西友)に対し、グリーンピースが行ったアンケート調査への回答をもとに、魚介類の放射性物質汚染への取り組みを評価、採点したもので、下記が順位である。

1位イオン(82ポイント)
2位イトーヨーカドー(68ポイント)
3位ダイエー(54ポイント)
4位ユニー(46ポイント)
5位西友(32ポイント)


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●イオンが6000人の消費者の声を受けて独走状態!

今回のグリーンピースの調査で、企業間で放射性物質汚染への取り組みに大きな温度差があることが浮き彫りになった。

1位のイオンの取り組みが他4社に比べ突出しており、イオンを利用することによって、消費者が放射性物質に汚染された魚介類を購入してしまうリスクを比較的低く抑えられると考えられます。

イオンの主な取り組みを簡単にまとめると、
13魚種と限定的ではあるが、放射性物質の検査を定期的に実施し、その結果をお店とHPで公開
政府が定めたセシウム137の暫定規制値500ベクレル/kgに対し、十分の一の50ベクレル/kgをイオンの独自基準として設定
実際には放射性物質が検出された商品は、50ベクレル以下であっても販売を見合わせている。(11Bq/kgが検出された「めじまぐろ」が販売とりやめになった。)
そして、その魚が獲れた水域を産地として表示
といったものである。

消費者目線から見ると、イオンの取り組みはごくごく当たり前のことのように感じますが、スーパーマーケット業界最大手の大企業が政府の方針に事実上のNOを突きつけたこと、最大手ゆえに同業他社や業界団体との関係から動きにくいこともある中で、先頭を切った動きの意義は大きく、消費者のひとりとして拍手を送りたいと思います。

そして、注目に値するのは「イオンを動かしたのは6000人の消費者の声」という事実です。
「消費者ひとりひとりの声が、企業を変えることができる」ということが証明されました。
「国が大丈夫といっているから、大丈夫だろう」
「自分が言わなくても、誰かが言ってくれるだろう」
ではなく、みんながそれぞれの思いを企業に伝えることが、企業の背中を後押しする力強い一票となります!
「放射能汚染の検査をしていない魚は、不安だから買えない」
と、私も利用するスーパーに伝えようと思います。
店頭のお客様カード、電話、メール、Webから・・・方法は色々あります(^^)v
みなさんも、ぜひスーパーに声を届けてください。


●いわゆる風評被害は情報不足が原因?

イオンに続くのが2位のイトーヨーカドーですが、
『販売時に水揚げ港ではなく、漁獲水域を表示』
『プライベートブランド「顔が見えるお魚。」のみ、自主的なサンプリング調査を実施』ただし、放射性物質の検査結果の公表は検討中。。。
といった取り組みにとどまっており、消費者が安心して魚介類を購入するには、情報が不足しすぎています
しかし、これから前向きに消費者からの要望に応えようという姿勢が評価され、期待値も含めて第2位にランクイン。

3位のダイエー、4位のユニー(アピタ)、5位の西友については、「対策の必要性は理解している。」が「対策を検討中」といった段階であり、また項目によっては「対策の必要性を感じていない。」といった回答もあり、現時点では消費者が安心して魚介類を購入するための判断材料となる情報が皆無に等しい状態です。

一方、11月17日に発表されたグリーンピース食品放射能調査『第2回 冬のお魚調査』の結果からわかったことは
・マダラ、メバチマグロ、カツオといった特定の魚種では、ほぼすべてのサンプルが放射性物質に汚染されていた
・調査全体としては75サンプル中27サンプルが汚染されていた

つまり、特定の魚種は汚染頻度が高いという傾向はあるが、店頭に並んでいる魚介類の三分の二は汚染されていない、ということです。

お店には安全な魚介類もたくさん並んでいるのに、どれが安全でどれが汚染されているのか。。。判断する情報がないため消費者は不安になって買えない(T_T)
これが、いわゆる風評被害の正体なのではと感じます。
75打数27安打は「.360」イチローばりの高打率・・・当たっちゃいそうですもんね(T_T)

■お魚スーパーマーケットランキングの詳細はこちら

グリーンピース・ジャパン 花岡氏
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グリーンピース・ジャパン理事長 佐藤潤一氏
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●グリーンピース花岡さん、佐藤さんからのメッセージ

今回のランキング発表プロジェクトを担当した、グリーンピース・ジャパン海洋生態系問題担当の花岡和佳男(はなおかわかお)氏は、
「魚介類の放射能汚染対策は、本来は政府が動き解決していくべき問題である。しかし、政府の動きはあまりにも遅い」
と、事故から8ヶ月以上が経過しても遅々として進まない日本政府の対応に、厳しい評価を与えている。
「政府が動かないのなら民間が政府をプッシュし、政府を動かす流れを作ることが必要である。イオンは6000人の消費者の声で変わった、ひとりひとりの市民の声が企業を変えて、業界を変えて、政府を押していく流れを作るということが、今みんながやっていかなければならないことと思っている。
みんなで参加して、みんなで変えて行きましょう。」
と、ひとりひとりの声こそが、問題を解決する原動力であると訴える。

そして、会見の最後に、グリーンピース・ジャパン理事長の佐藤潤一氏は、
「決して忘れてはいけないのは、スーパーも漁師さんたちも消費者も、全員が被害者であること。
今回の出来事に関しては東京電力が加害者である。
被害者が協力して、良い社会を作っていったとしていも、
原発事故を起こした加害者である東京電力の責任を追求していかないと、また同じような間違いが繰り返される。
グリーンピースとしても、今後東京電力自身に対して責任の追求を、もっともっと強くやっていきたいと考えている。」
と締めくくった。


●グリーンピース・ジャパンを通してスーパーに声を届けよう!

緊急オンライン署名
「スーパーマーケットさん、売っているお魚、放射能検査して!」
1万筆を目標に2011年11月28日(月)お昼12:00まで受付中
緊急オンライン署名 「スーパーマーケットさん、売っているお魚、放射能検査して!」 日本全国「お客様の声」
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by nekotoru | 2011-11-26 23:55 | 放射能汚染


普段は猫写真家ですが、たまに小さなメディアになって伝えます。おしどりマコさんケンさんの「自分がメディアになろうぜ」一期生?(仮&非公認)自分で見たこと聞いたこと、感じたままにお伝えします。


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